
作業療法士(OT)とは?仕事内容・年収・向いている人をわかりやすく解説
🟦【作業療法士(OT)とは?仕事内容・年収・メリデメ・資格取得まで完全ガイド|生活を支えるリハビリの専門職】
作業療法士(OT)は、
“生活の動作” を回復・改善するリハビリ専門職 です。
理学療法士(PT)が「歩く・立つ」などの“身体動作”に強いのに対し、
作業療法士(OT)は
👉「食事・着替え・トイレ・仕事・家事」など
生活そのものに関わる動作を支援します。
高齢者・子ども・障害のある方まで対象が広く、医療・福祉分野で非常に重要な役割を担っています。
この記事では、仕事内容・年収・メリットデメリット・向いている人・資格取得の流れ をわかりやすく紹介します。
🟦【目次】
① 作業療法士とは?
② 仕事内容
③ 平均年収
④ メリット
⑤ デメリット
⑥ 向いている人
⑦ 資格取得の流れ
⑧ 働ける職場
⑨ まとめ
🟦① 作業療法士(OT)とは?
作業療法士は、病気・怪我・発達障害・高齢による機能低下などによって
日常生活の動作が難しくなった人を支援するリハビリ専門職 です。
対象は幅広く
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高齢者
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脳卒中後の方
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精神疾患の方
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発達障害のある子ども
-
身体障害のある方
など、生活に困難を抱えるすべての人が対象になります。
🟦② 作業療法士の仕事内容
■ 日常生活動作(ADL)の訓練
・食事
・トイレ動作
・着替え
・入浴動作
など「生きるための動作」を支援。
■ 家事動作・職業訓練(IADL)
・料理
・洗濯
・掃除
・買い物
・仕事への復帰訓練
■ 認知機能訓練
・記憶
・注意
・判断力
・問題解決能力
高齢者や認知症の方に対する重要な支援。
■ 手作業(作業活動)
・工作
・園芸
・編み物
・絵画
手先を使った作業で心身の改善を図る。
■ 福祉用具・環境調整
・杖や装具
・車椅子
・ベッド周りの環境整備
■ チーム医療
医師・PT・ST・看護師・介護士などと連携。
🟦③ 作業療法士の平均年収
作業療法士の平均年収は
350万〜450万円
年代別目安
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20代:320万〜370万
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30代:380万〜420万
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40代:430万〜480万
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管理職:500万〜550万円以上も可能
児童分野・精神科・訪問リハなどで専門性を高めると収入アップしやすい傾向があります。
🟦④ メリット
✔ ① 患者さんの生活に直結するやりがい
“できること”が増える瞬間に立ち会える。
✔ ② 対象が幅広い
子ども〜高齢者まで対応でき、飽きにくい。
✔ ③ 職場が多い
病院・精神科・児童施設・デイサービスなど。
✔ ④ 国家資格で安定
医療・福祉分野で常に需要がある。
✔ ⑤ 自分の強みを伸ばしやすい
認知症・発達支援・精神・生活支援など専門分野が豊富。
🟦⑤ デメリット
❌ ① 給与は医療系の中では控えめ
PTとほぼ同じレベル。
❌ ② 心理的負担が大きい
子どもや認知症の方の支援は感情労働が多い。
❌ ③ 人間関係の調整が多い
家族・他職種・本人の希望を調整する場面が多い。
❌ ④ 施設によって仕事内容が大きく変わる
精神科なのか、児童なのか、高齢者なのかで大きく違う。
🟦⑥ 向いている人
・人の生活を支えたい
・コミュニケーションが得意
・観察力がある
・手先の作業が好き
・アイデアを出すのが得意
・悩みに寄り添えるタイプ
・子どもや高齢者が好き
🟦⑦ 作業療法士になるには?(資格取得の流れ)
STEP1:大学 or 専門学校で3〜4年学ぶ
STEP2:病院で臨床実習
STEP3:国家試験に合格
STEP4:病院・児童施設・精神科・訪問リハなどへ就職
国家試験の合格率は 70〜80%前後。
🟦⑧ 作業療法士が働ける職場
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総合病院
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リハビリ専門病院
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精神科病院
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児童発達支援施設
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老人ホーム
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デイケア・デイサービス
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訪問リハ
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障害者支援施設
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企業の就労支援施設
🟦⑨ まとめ
作業療法士は、
“生活をつくる” リハビリ専門職 です。
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認知・心理・日常動作など多分野に関われる
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やりがいが非常に大きい
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国家資格で安定
-
心理的負担や調整も多いが成長できる
-
子ども・高齢者・精神など進む道が広い
医療・福祉で長く働きたい方におすすめの職業です。
この記事を書いた理由
作業療法士って、正直ちょっと分かりにくい名前だと思います。
理学療法士は「体を動かす人」というイメージがありますが、
作業療法士は何をする人なのか最初ピンときませんでした。
現場仕事をしている立場からすると、
「作業」と聞くと体力仕事を思い浮かべます。
でも医療の世界での“作業”は意味が違うようです。
ざっくり言うと
作業療法士は、
「その人らしい生活を取り戻すためのサポート」をする仕事。
食事、着替え、趣味、仕事、
日常生活の動作を回復させる専門職です。
ただ筋力を戻すだけではなく、
“生活そのもの”を整えるイメージ。
ここが理学療法士との違いだと感じました。
調べてみて思ったこと
思っていたより、かなり人間くさい仕事。
単に体を動かすだけではなく、
「その人が何をしたいか」を考える。
これは意外と難しい。
正直、マニュアル通りではできない仕事だと思いました。
自分目線で見ると
自分の仕事は、
やることが比較的はっきりしています。
でも作業療法士は、
答えが一つじゃない世界。
正解が毎回違う。
そこが面白いけど、
大変でもあると思います。
向いている人
・人の話をちゃんと聞ける人
・柔軟に考えられる人
・地道なサポートが苦にならない人
ガチガチの理屈タイプより、
少し感覚派の人のほうが向いていそうです。
まとめ
作業療法士は、
体だけでなく「生活」を支える仕事。
地味に見えるけれど、
実はかなり奥が深い。
体力勝負ではなく、
人間力勝負の職業だと感じました。
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